2008年05月20日
■ 流転の海
| 流転の海 (新潮文庫) | |
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今私が夢中になって読んでいる小説です。
私が初めて宮本輝さんの小説を読んだのは、
以前勤めていた会社の後輩であるY君に勧められた数年前。
それ以来、作品を買い集めてほとんど読んでいます。
その中でもこの「流転の海」は大好きで、
もう何度も読み返しています。
これって私、この1冊で完結しているのだと思っていたのですが、
現在第5部まで出ている模様。
私は今、第4部を読み始めたところです。
舞台は戦後間もない大阪から始まるのですが、
まさに「これが男の生きざま」という感じを地でいっている
主人公の松坂熊吾が、なんとも豪快な性格。
男の人はこういう生き方、憧れるのではないでしょうか。
主人公の松坂熊吾、そんな夫を支える妻の房江、
そして一人息子の伸仁。
この3人を中心に物語は淡々と進んでいくのですが、
これがなんともおもしろい。
決してはらはらドキドキするような展開ではなく、
あくまでも淡々と。
そこがまたいいのです。
宮本輝さんの作品は、
読み終わった後にいろいろと考えさせられることが多いのですが、
この作品もそのひとつ。
家族の絆とか、人間にとって本当に大切なものとか。
読んでいる途中からいろいろと考えてしまいます。
そんな宮本輝さんの作品、かなりおすすめです。
投稿者 Naomi : 2008年05月20日 21:03


