2005年06月05日
 ■  泥だらけのスローライフ
4408416436泥だらけのスローライフ―自分さがしの農の旅
WWOOF日本 グレン・バーンズ

実業之日本社 2003-07
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海外や日本の有機農場で、田舎暮らしが体験できます。

WWOOFという制度をご存知でしょうか?
簡単に言うと、国内や海外の有機農場や牧場へ行って、
農作業の手伝いをする代わりに、食事と宿泊場所を提供してもらうというものです。

有機農業を学びたい人や、田舎の人たちとふれあいたい人、
また、お金をかけずに世界中いろんな国に行って、
さまざまな文化を体験したい人などが、利用されているようです。

この本は、WWOOF日本事務局の、星野紀代子さん、グレンバーンズさんによって書かれた本で、
WWOOFをする側(ウーファー)と、される側(ホスト)の、両方の視点から描かれています。

人によってさまざまな形のWWOOFを、ルポ形式でつづってあるので、
非常に興味深く、また読みやすいです。

この本の中に出てくる人たちに共通しているのは、
皆、「今の自分を見つめなおしたい」と思っていること。

WWOOFをする人たち全員がそうだとは言いませんが、
今の生活とはまったく異なった環境に身を置くことで、
今まで見えなかったものが、見えてくるようになるのではないかと思います。

ウーファーの人たちの言葉でひとつ、とても印象に残ったものがあります。

「結局、人は太陽のもとでともに労働し、汗を流し、同じ屋根の下で寝起きして、
ごはんを食べて、話をする。そんな根源的なシンプルな生活によって幸せになれるのだ」

幸せの原点って、ここにあるような気がします。
大好きな人達と、大好きな場所で、おいしいものを食べて、おしゃべりを楽しむ。
もうそれだけで充分幸せです。

ちょっと話がそれましたが、
「農」を体験するだけではなく、人との触れ合いも楽しむことのできる、WWOOFという制度。
興味のある方は、一度この本を読んでみてはいかがでしょうか。
実際に体験したことのある人のルポなので、かなりイメージをつかむことができます。

投稿者 Naomi : 20:55
2005年06月02日
 ■  負け犬の遠吠え
4062121182負け犬の遠吠え
酒井 順子

講談社 2003-10
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私が始め思っていた内容とは、少し違っていました。

私は始め、この本のタイトルといろんな人からの話を聞いて、
もっとなんかドロドロしたような、本当に「負け犬の遠吠え」っぽい内容を連想していました。

でもそんな感じではなく、さばさばした、いい意味での諦めとでもいいましょうか、
そんな印象を受けました。

この本では、未婚、子なし、30代以上の女性を「負け犬」、
既婚女性を「勝ち犬」として定義しています。

かくいう私は思いっきり「負け犬」カテゴリに属しているわけですが、
別に自分を卑下したり、ましてや自分が「負けている」なんて思ったことはありません。

なので、最初はこの本を読もうという気になれなかったのですが、
好奇心に負けてしまいました(^^;

本の内容に100%共感できるわけではありませんが、
ああ、なるほど、と思うところも少なからずありました。

途中、少子化問題や高齢化社会に関連付けて書かれている部分もあります。
子育て中の母親が社会復帰しやすいような対策を考えるよりも、
負け犬に出会いの場を提供するような対策を考える方が、有効なのではないかと書いてあり、
ちょっと苦笑してしまいました。

正しいか正しくないかは置いておいて、ここまで深く分析できるのはある意味すごいと思います。

前向きに頑張ろうというような趣旨の、自己啓発本のような内容を期待している方は、
読まない方がいいかもしれませんね(^^;

負け犬にならないための十か条なんてものも載っていました。
以下、少し引用させていただきます。

1.不倫をしない
2.「~っすよ」と言わない
3.腕を組まない
4.女性誌を読む
5.ナチュラルストッキングを愛用する
6.一人旅をしない・・・・

みなさんいかがですか?
上のような行動を普段していませんか?

私はできているのは、1と5くらいでしょうか・・・。
本の中ではもう少し詳しく説明されています。

ご興味がある方は読んでみてくださいね。

投稿者 Naomi : 20:52