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実に久しぶりの更新となりましたが、今日は私の大好きな作家、宮本輝さんの著書、「ドナウの旅人」のご紹介です。
最近はそうでもないのですが、以前の私は、ほとんど日本人作家の本を読んでいませんでした。特に理由があるわけではないのですが、外国の作家が書いた本の方が好きだったのです。
私が初めて宮本輝さんの本を読んだのは、当時勤めていた会社の同僚の影響。
男性の同僚だったのですが、彼が宮本輝さんが好きでよく読んでいて、その本を借りて読んでから、すっかりはまってしまいました。
中でも好きなのがこの「ドナウの旅人」。
どんなストーリーが簡単に書こうと思ったのですが、どうもうまく言葉がみつからないので、本に実際に書かれている物語の紹介文を引用させていただきます。
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夫を捨てて、突如出奔した母・絹子。
「ドナウ河に沿って旅をしたい」という母からの手紙を受け取った麻沙子は、かつて5年の歳月を過ごした西ドイツへ飛ぶ。その思い出の地で、彼女が若い男と一緒であることを知った。
再開したドイツの青年・シギィと共に、麻沙子は二人を追うのだが・・・。
東西ヨーロッパを横切るドナウの流れに沿って、母と娘それぞれの愛と再生の旅が始まる。
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旧共産圏の国々も旅をして回っているので、当時の歴史も知ることができ、あぁ時代は変わったんだなぁと、感慨深くもなったりします。
私は日本から出たことがないので、そういった歴史を肌で感じたことはありませんが、日々移り変わる世界情勢なんかも垣間見ることができます。
ですがこの本は、旅人である4人を主体に物語が展開していきます。そこに、そういう歴史的背景がうまく溶け込んで、読み始めたら止まらなくなるような絶妙なストーリー展開です。
序盤は、結構謎が多いのですが、そこが解き明かされている過程は、早く、早くと、どんどん次を読みたくなってなって、本の世界へ次第に引き込まれていきます。
宮本輝さんは有名な作家さんなので、ご存知の方も多いと思いますが、この本は特におすすめなので、機会があればぜひ読んでみてください。
「読書の秋」という言葉もありますが、読み始めたら止まらなくなること請け合いです。

